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バックパッカーズ的ブログ
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大島日記はまた一旦中断して・・・
何故なら。
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いやいやいきなりすごかった。
東京に今年は雪降らないんじゃないかと
心配したが、きました!

で、当然雪だるまなんだけど、
(毎年恒例)
めっちゃ降ってた雪も深夜1時には
雨に変わっていて、ややベチャっと
し始めてきていた。

でも作った。
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ジャーン!




バックパッカーズ雪だるま(オレモデル)
もはやだるまではない。
少し水分を含んでいたのが良かったのか、
氷のように固まりやすかった。
しかし、氷の彫刻になりつつあるな~!
次回は氷にしてから作ってみようかな。
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2ショット




う~む・・・凛々しい!
写真で見るより、大きい。
足はその体重を支えるため、何度もやり直すハメに。
もっと時間があれば、もっと手が冷たくならなければ、
完成度を上げられただろう。
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2ショットフラッシュ編




さあ、今年も旅に出ようぜ!
THE BACKPACKERS

Ryuta




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千波地層切断面。
ここは以前1度来ているのだが、
大島の名所中の名所。
で、どうしてもやりたいのが、これだ↓
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バームクーヘン




地層に似たごちそう、バームクーヘンを
ここで食べる!
誰でもやりそうだからこそ、誰もいない時間を
狙ったというわけ。
これがある意味この日の朝食。
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得意気




こう言う子供じみた事は、是非恥ずかしがらずに
やる事をお勧めします。
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再出発






ここ地層直前で下り坂になり、
ここからまた上りだ・・・
すると・・・
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また看板






この先は波浮と言う港を通って行く、
そこは多少何かありそうなので、昼飯を
考えていた。
しかし、地震、台風の影響で土砂崩れがあり
大島一周道路が通行止・・・
迂回路を進む事に。
そこでまた手作り看板が・・・
なんと今度は
「ゆる~い坂が2.8kmガンバレー」だ!?
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800mとは訳が違う。




確かにブロック塀が階段状になってるではないか!
ゆるくて長いが一番キツイ・・・
しかも2.8kmって・・・
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ひょー





そんな長い距離の坂道が東京に存在するとは。
ゆっくり漕いで、降りて、歩いて・・・ボヤいて・・・
汗かいて・・・寒くなって・・・
本当に長い時間かかった。
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ふざける余裕は最初の1km






誰もいないし、車も来ない・・・
しかし動物はいる。
キョン(シカ科)が度々横切っていった。
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本当に迂回路をみんな使ってるのか???
と騙されている気分にもなる。
しかし、坂の多い大島では試しに行ってみるとか
戻ってみるとかはありえない。
で、かなりの時間をかけ、
やっと大島一周道路に合流。
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ヤッタ・・・




で、更に進むと、もう一つ行きたかった、
裏砂漠ルートの反対側、月と砂漠ラインの入口に。

しかし、看板にもあるように
駐車場まで3km・・・
目の前には・・・
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え~ん・・・







ゆるい坂が伸びている・・・
2.8kmが必死だったのにこの仕打ち。
残り時間約3時間。
選択を迫られる事になる。

Ryuta
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神降臨




夕方の三原山入口からの景色。
とにかく天気が良かった。
昼間は快晴。 夕方に近づき雲が出始め、
光との調和を見せる。

結局三原山には3時間以上いた。
時間は5時前だったか、
そろそろ腹も減り、食べるところは
極端に閉店時間が早いと聞いていたので、
下山する事に。
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滑走




登りに登っただけあって、加速が尋常じゃない。
それがまた楽しいのだが、
スピードの出し過ぎは危険!以上に・・・
激寒。
登山、トレッキングで暖まった体は一気に冷えた。
この日、大島一周道路の途中から三原山に上がり、
元来た岡田港の隣、元町港近辺の宿を取っていたため、
半月形、つまり半周したことになる。
宿近辺に着く頃には5時を回り、
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夕陽を臨む




飲み屋以外の店は全滅だった・・・
やっと見つけた弁当屋で多少地元色のある
弁当惣菜を買って宿に入る。
少々早いが、基本的に自転車の旅は
早宿、早寝、早起きが鉄則だ。 
                            
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翌日




早朝、5時前には起きたかな?
上の写真が俺の部屋。
ダイバー達が集うペンションで個室。
(風呂無し、便所無し、水場無し、テレビ暖房ベット付き、
共同トイレ、共同風呂あり)
山小屋みたいでいい感じ。
従業員よりも早起きで出発。
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地図チェック




なんじゃかんじゃで6時は過ぎていた。
まだまだ激寒だったが、この日の帰りの船の時間が
昼の2時半なので、時間を有効活用するため、
早朝激走開始。
前日とは反対回りをする事に決定。
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ゴジラとドラゴン





元町港近辺の長根浜公園内、
大島三原山火口にゴジラは眠っているそうです。
一人でこういう写真撮るの結構恥ずかしいけど、
6時過ぎじゃね、誰もいないわけ!

で、すいすい走る。
港近辺はまだ道の勾配はマシ。
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日の出




もうちょっと劇的な場所で迎えたかった日の出。
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道中ダイジェスト





少しづつ寂しい感じの町並みになっていく、
そしてマシだった道が・・・
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S字カーブ




牙を見せ始める・・・
標識通りのカーブじゃ!?
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親切





手作り看板には、ゆるい坂道800mの文字。
「サンクス!ガンバル!」
と唱え、乗ったり、押したりの道が始まる。
坂道800mはあなどれん・・・

そして
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地層断面
 



観光客が少ない早い時間に、ここを見ておきたかった。
作戦成功!

Ryuta


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そして三原山




無事に登頂し、三原山噴火口を一周する『おはち巡りコース』
を歩く事に。
かなり歩き疲れていたのだが、
時間はまだ2時、
そして目の前に広がる圧倒的な・・・
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噴火口




を見て、あっさり引き返す気は失せた。
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大口




とにかくデカイ!
所々から湯気が立ち上がり、地球の息吹か、
生命力か、身震いも起こる。
どうか今は静かにしていて下さい・・・
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さらに歩く




サイクリング→登山→トレッキングとなる。
それなりの靴を履いていたが、
それでも足の裏が少々痛くなるほど足場は
ゴツゴツとした溶岩。
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命綱を頼りに・・・





なんとか半分まで来る。
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温泉ではない





このコース、一目瞭然なのだが、
かなり長い距離だ。
それなりの気合と靴が無いと途中で引き返す事になるだろう。

しかし、行けば行くほど火口以外にも
素晴らしい景色に出会う。
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開いた口が




こちらも裏砂漠になるみたいだ。
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ここどこ?ここ地球?
と言いたくなる。
何もないが、鮮やかな地面にこの島の歴史が
模様のように彩られている。

そして1週を周り下山。
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疲れた




全行程3時間以上の登山&トレッキングだった。
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下ってからも長いんだこれが・・・
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記念写真




そして、ようやくスタート地点に到着。
わずかにあった茶屋は閉店してしまっていて
お茶も出来ず・・・
おまけに交番の婦警さんもパトロールに出てしまい、
会えず終い。
夕方になってきたのでかなり寒い。

しかし、達成感はハンパない。
三原山を後にした。

Ryuta
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絶景を撮りまくる






そんなわけで、2011年最高の景色に酔いしれ、
しばらくそこで休憩。
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ちなみに




調べてみたところ、ここは昔 “滑走台”と呼ばれる、
トロッコを利用したスライダーだったそうだ。
観光客に人気のアトラクションで下りのみの
ジェットコースターだ。
(とんでもない加速スピードが予想されるが・・・)
案の定度重なる事故と、
戦争の影響で昭和17年にその役目を終えたんだとか。
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昼飯




溶岩に座り、小腹を満たし、また歩き出す。
しかし、三原山の周りを歩けど、
やはり登山口らしき道は見当たらない。
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シンドい・・・




どこまで行っても、こんな感じ。
なんかこの大地に俺独り?って感じ。
ちょうど正規の入口の反対側に出たくらいで、
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決断




「やるしかないんか・・・」と決断。
ここまで来るのに1時間以上は歩いてるので、
引き返して、また登るなんて考えられない。
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下から見上げる




溶岩が大小ゴツゴツしていて、おまけに崩れやすい。
傾斜も上に行けば行くほどキツくなってる様だ。
火口周辺の様子もあまり見えず、
本当にここから一般見学コースに合流出来るのかも
上がってみないことには解らない。
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Climb !!!




登山が始まった。
慎重に一歩一歩登るので時間がかかる。
とは言え中腹までは意外と簡単だった。
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しかし・・・




半分を越えた頃、傾斜がキツくなる!?
こんな所で滑り落ちて怪我しても、
誰も助けになんか来ない。
(婦警さんには夜9時過ぎても自転車があったら、
捜索して下さいね!)とは言っておいた。
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赤い矢印が柵





そして、ようやく頂上が見えた!
しかし、出来れば一般の観光客や関係者には
あまり見つかりたくはない。
更に慎重に様子を見ながら・・・
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ファイトォォォ!
(イッパーツッ!!!)



制覇!
これまた絶景だ。
(いったんタイマーセットして降って撮った)

そこで見た景色もまた・・・
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信じられない美しさ・・・

だった。


サイクリストから昼をまたいで
クライマーになると言う、
トリッキーな旅になっていったのだった。

Ryuta
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