バックパッカーズ的ブログ
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Sleeping Beauty あとがき2
デザインが出来、その使用や構造を考え、
大道具スタッフに依頼するも、
これを具体化するには細かい箇所の作りやバランス、機能など
描いた本人による説明を聞きながら進行しないと難しい…と。
まあ考えてみたら当たり前だが、本来こういう物を製作する場合、
デザイナーが設計図、完成予想図、模型を提出し、職人達の手で本物が出来上がる。
僕が説明しながらと言っても工場は大阪。
1〜2日で出来上がる様な代物ではないし、時間すら無い。
で、最近得意になった紙粘土で模型を作る事にした。
縮小された台紙をあてにコツコツ作り始めた。
そしてこれが僕にはものすごく楽しい!
紙粘土の良さは直感的に作りながらデザインが出来る所。
難点は乾くと縮んだり歪んだりする事があるので正確な縮小にはならない。
出来上がりは最高。
表は城イメージ、裏はカラボス(悪の象徴)のアジト。
セットを白にした理由はこの模型で解る通り、
光りのあて方や色でシーンの状況に変化を表現出来る。
そのため凹凸がハッキリしたデザインになった。
完成の喜びを味わったのも束の間、締め切りギリギリだった為、
即、つむら製作工場へ…
しかし、その1ヶ月後途中経過を見に大阪へ行くとそこには…
自分が描き、作った紙粘土が超巨大化され出迎えてくれた!!!
迫力と忠実さ、精密さに感動が止まらなかった。
つづく
(まだ続くんか〜い!?)
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