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バックパッカーズ的ブログ
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旅にゆく!
朝、品川にて。

★Ryuta→竜太★



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MR4.jpg




GIANT MR4R





新しい相棒。
ジャイアントの折り畳みロード小径車。
これをどうして手に入れたかは、
また別の機会に書くとして・・・
今はこの小さなジャイアントと走ってる。
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チビなオレがジャイアント・・・
矛盾なコンビが新たな冒険を求めている。
さて、旅が俺達を呼んでるな・・・

Ryuta
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台風の鈴鹿峠越えの途中、
鈴鹿馬子唄会館なる物を発見。
もちろん中に入る姿ではなかった・・・びしょ濡れ。

その脇に、東海道の53の宿場町を刻んだ
木柱が立ち並んでいる。(写真上)
日本橋から始まり、三条大橋で終わる。
端から一つ一つ見て確かめた。
感動が込み上げて来た。
通過して来た場所の多さと、
残すところ、あと6箇所になっていた。
どこから下り坂になるのか解らなかったが、
力が再び沸き起こった。
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そして土山の道の駅にたどり着き、
お店の人に即
「この先はまだ登りはありますか?」
と聞くと、
「無いですよ!あとは緩やかに下るのみです」
思わず店内で喚起の声をあげ、
「お疲れ様です!」と声をかけられた。
以前もオンタイムで書いた事だが、
ここで食べた山菜そばは、この旅で1番美味かった!
芯から冷えた体の隅々を暖めてくれた。
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花とオレ。
その後はひたすら下り雨もやみ快適。
どうやら台風は脱したようだ。
しかし、峠を越えたら京都と言う訳ではない。
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まっすぐの1本道を車と共に行くだけだが、
つまらないくらい長い・・・
行けども行けども進んでる気がしない。
あまりに刺激的な状況が続き過ぎたから
余計そう思ったのだろう。

残念ながら登りはまだいくつかあった・・・
車に乗る人には、上り坂とは感じなくても、
緩くても距離があると、自転車には応える。
どうにかこうにか京都に入る。
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県境で感動はしたものの、
いざ三条大橋に着いた時には、
あまりの人の多さに声を出して喜ぶのは抵抗があった・・・
そしてヤジさんキタさん像の前での
セルフ写真も失敗を繰り返し、到着した感動を
若干薄れさせてしまった・・・
随分時間を費やし、写真を撮り、ビデオを撮り、
電話やメールをし、
ついでにブログをアップし・・・
とすっかり時間が無く京都駅へ向かう。
チケットを取り、30分後には
自転車を分解し袋に入れ・・・
 
 
     
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近代文明機器の瞬間移動式路線電車に
スタート地点に戻された。

そして京都手前で過ぎ去った台風は
新幹線から降りた品川に直撃していた・・・
もちろん組み直し自転車で帰宅したとさ!
この日の走行距離(~京都)120km
全走行距離(東京~京都)524km

めでたしめでたし。

Ryuta
 
三重県桑名入り翌日。
これは夜ではなく、早朝4時・・・
なんで、こんな時間から出発かと言うと、
もう仕事の復帰や諸々のスケジュールの限界。
のんびりした旅のツケが回ってきて、
最終日、この時間から出発しなければ、
京都ゴールは難しいと判断したのだ。
そしてもう一つ、天気予報がこの日この辺りに
台風が直撃すると言っていた・・・
少しでも大荒れになる前に進みたかった。

おまけに地図ではこの先に“鈴鹿峠”なる難関を
用意してくれている・・・
峠って・・・
箱根峠以外はノーマークだったのだ。
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四日市を抜け、峠の麓までは予想以上に長く、
昼近くにやっと峠のスタート地点に着くも、
すでに雨が降り出していた。
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食料、水分を買い、トイレを済ませ、
いざ!峠!
もう序盤からハンパ無い坂と雨・・・
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しかも台風だから向かい風がヒドく、
乗ってる場合じゃない。
進まないとかじゃなく、倒れそうになる。
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どこを見ても山・・・
おいおい、あの道行くのかよ?!?!
濡れ手に泡を掴むが如く押し進む。
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鈴鹿峠と箱根峠の決定的な違いは、
箱根は観光地であって、鈴鹿峠はそれとは違い、
遊びが無い峠なのだ。
コンビニや商店はもちろん、トイレも
休憩所も無い。
何か建物でもあれば、少し雨宿りがてら休憩も出来るが、
とにかく山ん中に道があるだけだ・・・
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そうは言ってもどことなく楽しんでいるようだ・・・
ただ、写真に残ってるのは若干雨足が弱まった時に
撮ったもので、一番厳しい時間帯のは
写真など撮ってる余裕など無かった。

つづく

Ryuta 
32877eff.jpeg












みるみる曇りが広がり、

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無情にも雨は昼前には降ってきた。
写真では判り難いが結構な雨。
即、雨対策をする。
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しかし寄り道も止まらない。
だってこうでもしなけりゃ一生見ない所が満載。
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しかしミジメな気持ちにならないのは、
普段から雨の自転車走行は当たり前。
全身ほぼ防水セットは優越感すらある。
とは言え冷えと疲れはどうしようもなく・・・
度々休憩を取る。
遅い昼飯を食べて休むも、2時間動く気に
なれず・・・
天気予報は変わらず雨。
明日には台風が直撃すると・・・
悩んだ末、名古屋は諦め、
三重県にとにかく入る事にした。
そもそも東海道は名古屋は通らず、
直接三重県の桑名まで続く。
ただ、浜松で出会ったバックパッカー友達と
「名古屋で会えたら良いね!」
なんて話していたのが心残りだった。
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ヒムロ








途中、THE BACKPACKERSのメンバーと
同じ、氷室と言う場所に出た!?
これが、何処を見ても、
氷室、氷室・・・と書いてある。当たり前だが・・・
氷室警察署に氷室相談所、氷室駅に
氷室職業安定所。
さすがに笑いがこみ上げてきた。

そんな氷室くんと今度久々にワークショップやります!
是非来てね!(宣伝Art Climbers Works)
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長い橋と書いてしまったが、もう
名前も忘れた・・・
とにかく雨はヒドいし、風も強い。
見ての通り怖いのだ。
そして、その真ん中辺りに近付いた時、
なにやら人が倒れているではないか!?
おじいさんがカバンを撒き散らして、
転んで立てない!
慌てて自転車から降りて助けたのだが、
かなりの泥酔で立つのもやっと。
「すんまへん・・・えらい親切な人やな~あんた」
と感謝されたが、もうフラフラ・・・
送ってやる!と言ったが大丈夫だと断られた。
まあ、反対側に向かってたから、俺的には
送ると戻る事になるんでありがたいが・・・
しばらくは見守るから、ちゃんと真っ直ぐ、
川寄りじゃない方を歩け!と釘を打ち、見届けた。
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そして、どうにか三重県入り達成!
その後桑名の駅へ行き投宿。
この日の走行距離86km
雨にしては頑張った。

つづく

Ryuta
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