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贈り物
THE BACKPACKERSの
野辺、氷室からの退団記念プレゼント!
ありがとう!
またまた前回に続き、ここの数ヶ月の
出来事まとめなのだが、
正直辞めると決めた時は、特に先々の事は
考えていなく、まあ、なんとかなるだろう・・・
あるいは何も無ければ、人生において、
休息の時也・・・のんびり過ごしてから
何か見えてくるだろう!ってな感じだった。
退団ギリギリまで普通に公演に出演し、
更にArt Climbers Worksのパフォーマンスも
動き出したので、とてつもなく忙しくなり、
就職活動などは当然出来ず・・・
まあ、お陰で最後の日まで充実して、
感傷に浸る事無く過ごせたのは良かった。
クラブ
全てを無事に終え、数日は遊びまくり、
その後、俺は自転車にまたがり旅に出た。
まあ、2週間弱くらいは良いかな~?
くらいなスタンスで、のんびりと走る。
しかし、この旅の前くらいから徐々に仕事が
決まってきていた。
これからはフリーだから出来る事は当然引き受けた。
今までは、バレエ団から言われるがままに仕事をこなし、
その時間外で出来そうな仕事をチョイスしていた。
それらをこれからは全て自分で決め、管理して進めて行く事を
その時は軽く考えていた。
自転車にまたがり静岡県の浜名湖を過ぎた辺りで、
ことの重大さに気付き始めた・・・
電話やメールが絶えず来始め、自転車を止めては、
スケジュールを聞かれ、プロフィール等の催促を受け、
また仕事の話をもらい・・・
仕事の事を忘れ、何も持たずに自転車で飛び出してしまった事が
後々影響を及ぼす事になった。
せかされるように旅を終え、待っていたのは、
考えられないくらいの過密スケジュールだった。
如何に今までカンパニーに支えられてきたのか
身を持って実感した。
俺の本当の休暇は、5ヵ月後の
全ての公演、指導が終わってからだった。
今はその引き伸ばされていた時間を
取り戻すかのごとく。
しっかり寝ている。
Ryuta
旅・・・
とまあ本当に自転車一人旅に出たのだが、
この場合、旅と言うのは人生の・・・
と言う意味な訳で、
東京バレエ団退団後の生活は、
ある意味未知の旅。
まずその前に長年続けてきた、
東京バレエ団内ユニット、
Art Climbers Works の退団記念パフォーマンス
“ Yes I Do!” を。
これは今までの作品の抜粋と映像作品と
新作少々。
とは言え、ダンサー達はほぼ初めての作品
だったので、本当に皆で一から作り始めた。
ショートパフォーマンスとは言え、
練習出来る時間と場所が無く、本当に大変だった。
小道具
(氷室作)
しかしメンバーの協力と集中力は
凄まじく、バレエ団生活の中で
もっとも得難い経験だった。
外に出て行く僕に、みんなからのプレゼントであり、
みんなへの置き土産。
そして、ここがGOALで、
ここがSTART!と言う僕からのメッセージ。
差し入れクッキー
退団して2日後の事でした。
笑顔でみんなに見送られ、
感動に包まれた18年間をありがとう。
それが旅の始まりだった。
Ryuta
2013 竜太クラス情報
Chacott池袋スタジオ
月曜 19:30~21:00 バレエ初級
http://www.chacott-jp.com/j/shop/ikegeki/?url=shop/ikegeki
ANGEL R 渋谷スタジオ
月曜 13:50~15:20 バレエ初中級
(4月から表参道スタジオに移動)
金曜 コンテンポラリーバレエ★
(Art Climbers Works)
19:00~20:30
(3/29プレクラスのみ表参道スタジオ。
4月からは渋谷スタジオ)
http://www.angel-r.jp/
DANCE WORKS(THEATER)Studio
木曜 バレエ初級★
17:40~19:15
http://www.danceworks.jp/
BEATNIK STUDIO
土曜 11:30~13:00 バレエ初級
http://www.yougooffice.com/beatnik.html
サニーサイドバレエ★
火曜 19:30~21:00 バレエ基礎~初級
http://www.k5.dion.ne.jp/~sunnys/ballet/index.htm
~~~~~~~~~~~~~~~
★ANGEL R 渋谷スタジオの
金曜 コンテンポラリーバレエ
(Art Climbers Works)
とは、竜太率いるアートクライマーズワークスの
スタイルをバレエを交えて教えていくクラスです。
バーレッスンから始め、後半はコンビネーション振付。
それを4週くらいでジックリ作り上げていく予定です。
バレエから少し動きの幅を広げて、呼吸や動作の流れ、
表現を重視したクラスにしたいと思います。
★DANCE WORKS(THEATER)Studio
コンテンポラリー、ジャズ、ヒップホップ等の
スタジオですので、
バレエ基礎を学びたい方向けです。
★サニーサイドバレエ
基礎~初級の内容でその都度集まったメンバーで
内容を変動させています。
小スペースで少人数で気楽にアットホームな環境で
クラスをしたい方にお勧めです。
(要問合せ)
突然、退団しよう!と発想した。
今まで考えもしなかった事だった。
しかし、それ故に迷いが無かった。
むしろその逆転の発想的なところを大切にしたいと
すら思ったのだった。
理由は沢山あった。
が、大雑把に言えば、
歩いていた道の先に俺が求めるゴールは無かった。
いや、ゴールを越えてしまっていた。
そして次のゴールはコースを変えなければ、
たどり着かない・・・と結論に至った。
そして1日考え行動に出たのだった。
そんなもんです。
結論て。
この結論に至る事自体遅いか早いかは、
俺の勝手なのだが、ちょうど良かった。
自分と言うダンサーの資質で、
最高峰まで登った。
数え切れない名誉と経験と尊敬を勝ち得た。
それ以上は望まぬ。
目の前の壁を登る手を止め、
背後の世界に吸い込まれて歩き始めた。
色々な意味での旅と冒険を渇望していた。
それは、ツアーや遠足と違い、
何処まで?いつまで?どうやって?
全てを自分で決め、意味、目的を自分で見出す。
ゴールも然り。
そして旅に出た。
Ryuta
とは、書きましたが、
今の時点で終わった、と言う事を指し、
終わった事が無事だった訳で・・・???
何事も無く終わった!のとは違った。
本番の(プレ公演)の2日前に、
左足首の靭帯を伸ばしてしまった。
つまり捻挫したのだ・・・
その瞬間は踊る事はもちろん、足をつくことも
痛かったが、
モーツァルトメンバーの中に体育大出身の子がいて、
スピーディーにテーピング、アイシングなどの
応急処置を施してくれ、即治療院へ。
そこの先生がその対処を見て驚いたほどだった!
それから朝晩と治療院に通い、
みるみる回復していった。
とは言え痛くて出来ない振りは少し変え、
慎重に本番が進んで行った。
そこからが、まあ無事に・・・と言う言葉にあたる。
本番前は念入りにアップをし、
今日も無事に踊れるように振りを確認して
挑む毎日だった。
踊ってしまえばアドレナリンで全く痛みは無いのだが
終演後にはやはり痛む。
マチネソワレの2回公演が多かったので、
そう言う日はかなり厳しかった。
しかし、自分の回復力は確かに早かったのだが、
大事なのは早く適切な対処。
モーツァルトカンパニーのメンバーの
温かい応援とケアに感謝が止まらなかった。
とにかく代役のいないソリストダンサーの1人が
怪我をした事で、回りには心配と迷惑を
かけたのは間違い無く・・・
それでも楽しく最後まで乗り越えられたのは、
このカンパニーの底力。
とにかくチームワークが良い!
そして出演者のみならずスタッフ、関係者にいたるまで
仲が良かったのだ!
再演する時、この完璧なチームで、
誰一人欠ける事無く集まれる事を
切に願う。
毎日変わる苦悩メイクは、
大阪の最後はこうなってました!
Ryuta