バックパッカーズ的ブログ
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台風の鈴鹿峠越えの途中、
鈴鹿馬子唄会館なる物を発見。
もちろん中に入る姿ではなかった・・・びしょ濡れ。
その脇に、東海道の53の宿場町を刻んだ
木柱が立ち並んでいる。(写真上)
日本橋から始まり、三条大橋で終わる。
端から一つ一つ見て確かめた。
感動が込み上げて来た。
通過して来た場所の多さと、
残すところ、あと6箇所になっていた。
どこから下り坂になるのか解らなかったが、
力が再び沸き起こった。
そして土山の道の駅にたどり着き、
お店の人に即
「この先はまだ登りはありますか?」
と聞くと、
「無いですよ!あとは緩やかに下るのみです」
思わず店内で喚起の声をあげ、
「お疲れ様です!」と声をかけられた。
以前もオンタイムで書いた事だが、
ここで食べた山菜そばは、この旅で1番美味かった!
芯から冷えた体の隅々を暖めてくれた。
花とオレ。
その後はひたすら下り雨もやみ快適。
どうやら台風は脱したようだ。
しかし、峠を越えたら京都と言う訳ではない。
まっすぐの1本道を車と共に行くだけだが、
つまらないくらい長い・・・
行けども行けども進んでる気がしない。
あまりに刺激的な状況が続き過ぎたから
余計そう思ったのだろう。
残念ながら登りはまだいくつかあった・・・
車に乗る人には、上り坂とは感じなくても、
緩くても距離があると、自転車には応える。
どうにかこうにか京都に入る。
県境で感動はしたものの、
いざ三条大橋に着いた時には、
あまりの人の多さに声を出して喜ぶのは抵抗があった・・・
そしてヤジさんキタさん像の前での
セルフ写真も失敗を繰り返し、到着した感動を
若干薄れさせてしまった・・・
随分時間を費やし、写真を撮り、ビデオを撮り、
電話やメールをし、
ついでにブログをアップし・・・
とすっかり時間が無く京都駅へ向かう。
チケットを取り、30分後には
自転車を分解し袋に入れ・・・
近代文明機器の瞬間移動式路線電車に
スタート地点に戻された。
そして京都手前で過ぎ去った台風は
新幹線から降りた品川に直撃していた・・・
もちろん組み直し自転車で帰宅したとさ!
この日の走行距離(~京都)120km
全走行距離(東京~京都)524km
めでたしめでたし。
Ryuta
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