バックパッカーズ的ブログ
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旅は終わった。
自分が考えていた旅とは違う形ではあったが、
晴々とした気持ちでゴールをした。
2時くらいに着いたので、少し遅い昼ごはんだったが、
うなぎ
に無事ありついた。
その後は、自転車を分解して、輪行バッグに入れて、
空いている新幹線にのんびりと乗って帰った。
前にも書いたが、帰りすら楽しかった。
景色を見ながら、また旅を振返っていた。
今回の俺の自転車一人旅は、決してカッコイイ旅ではなく、
お勧めはもちろんしない。
ベテランの自転車旅人やツーリストから見たら、
解ってない変わった奴だったんだろう。
旅に向かない自転車に無駄とも思われる荷物の山を載せ、
背中にも背負い、ゆっくり走っていたかと思ったら、すぐ引いて歩く。
顔面は苦渋に満ちている。
しかし、だから良かった。
旅の本には書いていない旅をする事が
THE BACKPACKERS
失敗をしなければ解らなかったし、納得がいかない。
で、あとは結局楽しめるかどうかが重要だ。
100人いれば100通りの旅がある。
自転車の旅なんて、高校生や大学生の頃にやってたりする。
しかし、俺はやっていなかった。
バレエを始めてから、スキーをしなくなったのと同様、
怪我を恐れ色々な事を諦めた。
「やりたい事をやって仕事にしているなんてスゴイね!」
なんてよく言われるが、
その分、他のやりたい事を我慢していた事に気付いた。
我慢と言うのは少し違うが、必然的だったのだと思う。
もちろんまだ制限はあるが、なんとなく出来るタイミングが
自然と来たのだと思う。
老後の楽しみに…みたいな感じにも聞こえるだろうが、
老人になったら、また別の制限も出てくる。
その時はきっと違う楽しみがあるのだろう。
俺が人に勧める点は、やりたい事をやりたい時に
実行してみる事だ。
やりたい事が漠然として方法が解らなくても、
一歩踏み出すだけで、なんとかなるもんだ。
絶対に成功するなんて保障は無い。
ただ、得る物はある。
成果の大きい小さいなんて気にする事は全く無い。
結局その経験は誰の物でもない。
自分の宝だ。
心細いなら、何も一人じゃなく誰かを誘えば良い。
意見の違いや甘えのリスクはあるが、力は倍。
他人と協力し合い、分かち合う事は素晴らしい。
一人の場合、自由だ。
しかし、寂しいし、無力さを嫌と言うほど感じる。
時に命に向き合う程慎重になる。
と同時に強くなる。
老いも若きも、男も女も、旅をせよ。
やるべき事をせよ。
やりたい事をせよ。
出来る事をせよ。
自分には出来ないと決め付ける前に、
出発する日を決めよ。
背中にどんどん宝を積み上げろ!
THE BACKPACKERS
Ryuta
(p,s, お詫びと訂正:今まで写真のアルファベットで
Pisto Bikeと書いてますが、正確にはPist Bikeです。
すみません…)