バックパッカーズ的ブログ
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雪が溶け
石が顔を出す。
雪融け水は、散りばめられた、あるいは
ガッチリ締め付けられた石の表面を洗い流し、
潤いと輝きを付ける。
物言わぬ石達は冬を耐え忍び、
春を迎えた。
水は少しづつ
流れ
土に、あるいは海へと出る。
流れくる物を鳥達は待ち構えている。
根を生やした木々達は水を吸い上げ、
見事な花を咲かせた。
やはり今年も桜は咲き、
1年の終わりから始まりを告げた。
簡単なようで、当たり前のようだが、
水が流れる事で、石が潤い、
木々に行き届き、花を咲かせ、
散った花びらは海を知る事を、
皆、見落とす。
水が流れる事で、石が潤い、
木々に行き届き、花を咲かせ、
散った花びらは海を知る事を、
皆、見落とす。
2012,4,1
エイプリルフール。
嘘を考えれば、何がウソか?と、
自分の真実を見る。
嘘の様な野望と決意が湧き起こり、
これはウソであってくれと願いつつも、
俺は真実を見る。
水は流れ俺の足元に届く。
俺も流れよう。
花びらと共に、
そして海へ出よう。
遠く、広い海へ・・・
夏が終わる頃には陽が昇る海に着くだろう。
荒れ狂う波は再び俺の緊張感を目覚めさせ、
歓迎してくれるに違いない。
Ryuta,2012,4,1
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