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バックパッカーズ的ブログ
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ご無沙汰。
cd66217d.jpeg




背中撮り

in PARIS





なんだか、ホッとしちゃったのか、
あるいは疲れちゃったのか・・・
すっかり燃え尽き症候群な日々。
さてたまには更新でも・・・と思ったら、
もう随分時は経っていた。

パリ日記でも・・・なんて思ったが、
書くほど長期ではない。
そして、今回の演目とスケジュールから言って、
仕事90%(100%) 遊び5% 
Art Climbers Works活動5%
と言う感じで、かなりストイックだった。
8e6ad5af.jpeg




5%







とは言え、この写真見たら、
5%と言うのは大げさかもしれないな・・・
気持ちの問題ね。
ただ、パリは初めてじゃないし、
やはり全力で仕事に挑まないと後悔するであろう、
パリオペラ座だったからね。

だからなんか、思い出せない訳じゃないけど、
そうね、夢見てた感じ・・・と言うか、
本当に行ってたのか?パリ。
みたいなね、
パリに行ったのに、オペラ座の中の印象しか無い!
って言う、ある意味超贅沢な・・・
しかしとても片寄った・・・
それでいてマッタリとしていてしつこくない・・・
そんな幻のような旅だったのだ。
daf95b47.jpeg





ストイック






まあ、舞台はどうだった?
なんて、当然聞かれる訳だけど、
期待を裏切らず、「感無量!」と答える。
しかし、本当のところ、それはまた違う。

ハッキリ言うと、
ミラノスカラ座の時もオペラ座も
とてつもなく素晴らしい劇場で
得がたい経験だった。
でも、どこの劇場であろうと感触には
差が無い。
出来不出来にも影響は無い。
そこが見る側と踊る側の違いかもしれないが
(あるいは俺だけかもしれないが・・・)
もっと言えば、オペラハウスだろうが
地方の小さな劇場だろうが、踊る喜びは
同じである。
それはかなり長く踊って来たからだとは思う。

冷めた意見ではなく、
毎回、感謝と感動と緊張を同等に感じていたのだ。
では、感無量は?と言うと、
実は、初めてキャスティングされた瞬間と、
数年前のドイツ・ベルリンで踊っていて、
「これだ!」と手応えを感じた時だった。
それと、ここに至るまでの辛い思いだったり、
悩み戦い抜いた時間だったりする。

つまり結果よりプロセスの方が、
より心と肉体を成長させ感動させているのだ。
では結果はどうでもいいのか?
いやそんな事は当然無い。
オペラ座を結果とするならば、
何十回と舞台で踊ってきた経験はプロセスになり、
やがて数年後にはオペラ座の経験もプロセス。

なんてカッコいい事を言えるうちは、
まだまだ現状に満足し得ない、
成長を求むる芸術家なのだ。

Ryuta
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