2012/12/19 (Wed) ほぼ東海道五十三次２

つづき










箱根湯本の温泉宿に一泊。
退団後のお疲れ休み的なイベントで、
婚約者と待ち合わせだった。
THE BACKPACKERS的発想だが、
当然、電車で来てもらい合流。
帰りもまた1人で電車・・・すまぬ・・・
俺はまだ先に行かねばと出発。




出発





で、また一人旅再開。
いよいよ箱根峠越えスタート！
実は前回は、自転車がピストと言う事と
知人のアドバイスにより、峠は避け、
御殿場回り246号を通ったのだが、
温泉も視野に入れた計画だった為
峠は避けられない選択になった。
出発はのんびり11時。









想像をしていたよりはるかにキツイ･･･
休憩を沢山取り、降りては押し、
グングンロードバイクに抜かれ、
しかし、旅は序盤。
絶対にピストで全力坂は危険・・・
無理はしなかった。
　




ショートカット





「俺はピストだも～ん！」
「バックパッカーだも～ん！」
「自転車を持ってハイキングだよ～ん！」
と心で唱えながら、ひたすら登った。










で、どうにかこうにか国道1号最高地点に到着。
かなり嬉しかったが、そこで喜び浮かれて
記念写真撮りまくってる輩は何故か俺だけ？？？
確かに、標識以外、記念碑とか、
展望台があるわけでもなく、
車にしたら止める場所も無く、
なんなら気付かず通り過ぎそうな所。
「まあ、こう言うのが自転車の特権だよな～！」
とその後ものんびり寄り道三昧。










すると途中、こんな場所に出た。　
精進湖。　
山の合間に静かに現れたこの場所に　
やはり自転車旅行の優越感を感じた。　
しばらく独り占めで散策をしたのだが、　
ふと、思った。　　
「最高地点は越えたけど、ここってどこ？
あとどのくらいの距離を残してるんだっけ？」
時間は16時近く、距離はなんと半分どころか、
1/4くらいだった！？

大慌てで走り出した。
幸いほとんど下り坂だったので、
河口湖まではあっという間。
しかし・・・
ここで17時。
後で解った事だが、箱根峠と名の付く場所は
実はここから先の場所だったのだ！？
まだ先は長い・・・しかも登りが再び襲う・・・
おまけに日没。




漆黒





道路から外れれば、この暗さ。
夜の峠は2回目。
自転車には強力なライトがあり、
その点は心強かった。




くだり





時間が遅いだけに車は多くは無いが、
注意が必要だ。
しかし、ここから見えた沼津の町灯りと、
富士山のシルエットは格別だった！




沼津駅





結局20時近くに沼図駅近辺に到着。
しかし距離にしたら、たったの44km程度。
やはり峠は厳しかった。
（のんびりしてたからね）
続く・・・

Ryuta