2012/11/24 (Sat) で、この頃の俺は･･･

で、この頃の俺は･･･
毎日さすらいのダンス教師。
風来の振付家。
そんな感じだな～・・・と
毎日自転車にまたがり仕事をこなす日々。
　　



（どこかの・・・）





そう、もう東京バレエ団を退団して1ヶ月以上、
2ヶ月近くになる。
何故18年間もいて、突然辞める事にしたのか？
大雑把に言えば、心の声がそうしろ！と・・・
まあ、ハッキリ言って、我々の職業は一般的な社会人とは
全然違うと言いたい。
明らかに年齢制限と言うか定年と言うか寿命と言うか・・・
その辺が短いと思われる。
一生そこにいると言う訳にはいかない。
（まあ、会社員もそこは同じか！）

限界をあらゆる角度から感じ、
満足をあらゆる角度から感じ、
もう一つ、自分にとっての先の道を歩きたくなり、
18年間の甘やかされてきた部分を見つめなおし、
「今だ！始めろ！」と
心の声が言ったのだ。





（劇場の裏の・・・）




その衝撃はきっとまた自分を成長させ
更なる高みへ導いてくれるであろう。
景色を見る場所や角度を変えて、
改めて、自分の弱さを知り、感謝を知るに違いない。
（カッコつけてるな～・・・）

でも、それは本当で間違いは無い。
でないと、多分堕落し自分を見失いかねなかった。
周りに慕われながら、だらしない姿は見せず、
最後まで前に進む姿を見せて、
去り際を決めたかったのだ。
（カッコいいな～・・・）




（壁画）





伝説にはなれなくとも
何かを残せたのではないかと思う。

そして、僕は自転車で旅に出た。
1人になりたかったのではなく。
これから自力で目的地まで行かなければ、
誰も連れて行ってくれないんだ・・・
集合時間も無ければ、
泊まるホテルも用意されていない。
怠けたら前に進まない、
自ら声を発しなければ誰も振り向いてくれない。

そんな状況を実感させるべき一人旅。
俺の再出発は始まったのだった。
（カッコいいったら無いな～）

Ryuta