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バックパッカーズ的ブログ
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ウェディングケーキ。
これは実際の物で、見ての通り
パリの街をイメージしてます。
ここに重きを置かなくても良くて、
会場側がある程度、提案や在りものも用意はしてくれる。
しかし、そんな事が俺に許されるはずも無く、
1からデザインしてやる!と考え始めた。
あれこれアイデアはあったものの、
当日から2ヶ月前のパリからの帰国便の中で、
「そうだ…何かと思い出が多く、2人とも憧れの強い
パリをGoogle Map的に再現してみよう!」
と思い付いた。

最初のイメージ。
しかし、これは土台の形が難しい上、
建物を一つ一つ作らせると莫大な費用がかかる…と。
ならば土台は普通で良いから、建物を全て自分で作ってやる!
となった。
そこから戦いが始まったのだった…

紙粘土での製作で、見ての通り、
細かい…
乾いて固まるまでの時間を計算して作るので、
一気に作らないとならない部分もあれば、
一カ所だけ作って乾くのを待って次の行程へ…
と困難を極める。

かなり時間のかかったエッフェル塔だが、
エッフェル塔などは四方何処から見ても、
デザインは同じなので比較的マシ。
問題なのは、実際に見たり、写真などで見るが、
反対側を知らない、屋根の部分など見た事も無い…
と言う建物の方が多いのだ。

左のマドレーヌ寺院は綾製作。
右のパリオペラ座は竜太製作で、
このオペラ座がまさにそう!
正面の写真は誰でも記念写真を撮る。
しかし、背後、側面、屋根の写真を撮る人はほとんどいない。
そこでネットであるだけ画像を集め、
Google Mapで上空からの画像を確認し、
あとは想像力で作っていく。
この段階では、粘度製作の腕があまく、
完成度はかなり低い。

しかし作り上げる過程でどんどん腕があがる。
ルーブル美術館ではジオラマ用の芝や木を購入し、
植え、より精密さが出始める。

技術の向上により、ノートルダム寺院は
最高傑作となった。
そしてある程度揃ったところで、

土台のデザインを紙に描き、
ケーキ職人に依頼をする。
しかし、このケーキは食べ終われば、
ただの建物のオブジェが残るだけ。
これをパーティーに来てくれる人達や、
披露宴では一瞬しか見れなかった…と言う人達に
ちゃんと見せたい!と思い。

ケーキではない土台のレプリカも作る事にした。
(やれやれ…)
売っていた木の箱ではサイズが小さく、
段ボールと紙粘土を駆使してサイズアップを図り、

出来上がったのがこれ!
この箱の中にクッション付きのオブジェ収納スペースもあり、
持ち運びにも安心!もはや完璧の出来だった。
製作日数は約2ヶ月。
血も汗も涙もとくに出なかったが、
ここにかなりの割合いで力を注いだのは、
クリエイター魂に他ならない。

お気に入りのヴァンドーム広場。

「神は細部に宿る」Steve Jobs
「紙粘土、細部は削る」Ryuta Takahashi
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