バックパッカーズ的ブログ
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FUTURE ネタの最終章
激寝不足意識超低下のまま、朝を向かえ、
本番当日、その日は通常通りクラスとリハーサルが
あった。
それでも、少しだけ早く終わり会場へ、
実はこの時点で完璧に準備は出来ているつもりだったが、
懸念される点があった。
それは、僕が作ったファイルが大き過ぎて、
DVDには入らない…
それを圧縮して、DVDに焼いたのだが、
どれもこれも、WINDOWS VISTAでの製作。
で、会場側のコンピューターが、
WINDOWS XPである可能性があった。
それは、ファイルを解凍出来ない危険性があるということなのだ。
しかし、その事も確認せず、
前日、明け方の6時の時点で、
「もうこれだけ頑張ったんだから、大丈夫さ…
なんとかなるに決まってる!」
と決め打ってしまった!?
これが一人で全てをこなそうとする恐ろしさ・・・
O型の恐ろしさ…
予感は的中…
そのパフォーマンスは当日のリハーサルのみで、
ダンサー90名はやらなければならない。
その1回きりのリハーサルの30分前に、
事件は起きた。
プロのスタッフが束になっても開かない…
皆で話し合った結果、
1、DVテープにダビングした物を流す。
しかし、コレはあまり画質が望めず、しかもデッキが無い。
家にはある。
2、家のパソコンを持ってくる。
しかし、僕のパソコンはあまりにデカイ!
家にはある。
3、何か外付けのハードディスクに移して持ってくる。
結局家には帰る。
答えは3だった。
よく考えたら、バックアップ用の外付けハードを
持っていたのだ!
何故、その方法を昨夜の時点で、
万が一に備えて、思い付かなかったのか…
悔やまれた。
なんにしても、一度家に戻らなければならない。
それで、この写真 ↓ なわけだ。

白い箱が
ハードディスク
リハーサルが始まる30分前を越えて、
飛び出そうとすると、
氷室:「竜さん!僕も行きます!」
竜太:「よし!ついて来い!」
とタクシーに乗り込む。
数分後渋滞の中、不安に包まれた車内、
竜太:「あっちの仕切りは誰がするのかな?」
氷室:「さあ…?」
竜太:「君なんで一緒に来たの?」
氷室:「さぁ・・・??」
この企画の段取り、進行を把握している者は、
僕とAD氷室くんだけだった…
その二人が、現場から飛び出しちゃったのだ。
リハーサルまで後5分程度、
まだ、家にも着いていない…
THE BACKPACKERS nano
ってやつは…と二人は笑ってしまった。
この二人が揃うと、いつもこうなのだ。
そこまでくれば、もう冷静になり
事務局に電話を入れ、
事の次第を説明し、待つように手配した。
到着後タクシーを家の前で待たせ、
ファイルを移し変え、
その間に必要な物を氷室がまとめ、
落ち着く為に一服し、
再び会場へ。
どうにか遅れて、リハーサル開始。
マイクを使って皆にお詫びを言って、
手が震える中、必死に説明した。
皆に見せる試写会的な感じで、和やかに
進んだ。

45周年記念パーティーは盛大にスタート!
ものすごい数のお客様。
ダンサーの皆はこの人数、そうそうたるメンバー
(ジャーナリストやバレエフェスの出演者、偉い人)
の中であのパフォーマンスをブッツケに近い状態でやるのか!?
とビビッたに違いない。
もう僕には、そんな事どうでも良かった。
ただ、作った映像がちゃんと問題無く流れてくれて、
そこの皆がいてくれさえすれば良い!
と願った。
そして、その会のど真ん中で、パフォーマンスがスタート。
あまりに皆が緊張していたので、
一人一人に声をかけながら、
僕とADが舞台上までエスコートした。
25分の映像で、会のど真ん中、
立食形式だから、みな片手に食事を持っている。
恐らく、食べながら、歓談しながら、端の席に座ったり、
とそんなムードで進むと考えていた。
ところが始まって10分、誰も動かない。
お客さんのほとんどが立ち止まり、手を止め、
観てくれている。
それが妙にダンサー達を緊張させたのだ。
皆で試写会をした時は、大爆笑しながら
ワイワイ言いながら楽しく観ていたからだ。
だけど、それが僕には嬉しかった。
緊張するどころか、楽しくてしかたがなかった。
「どうだ!観てくれ!東京バレエ団には、
こんなダンサーがいるんだよ!次の奴は
こんなカッコいいんだぜ!」とばかりに。
全ての映像とパフォーマンスと挨拶が終わり、
会場は拍手に包まれ、僕は安堵に包まれ、
終わった。
賞賛の声を沢山いただき感無量。
1ヶ月近い激闘のゴールを迎えた。

僕を支えてくれた、ヒムロ君に感謝を。
この企画に携わっていた事務所の皆様、
スタッフの皆様に感謝を。
協力してくれた団員の皆様に感謝を。
参加して下さったお客様に感謝を。
45年の歴史を持つ東京バレエ団に感謝を
申し上げます。
ありがとうございました!
そして、こんなに長く、
自画自賛なブログを最後まで読んで下さった、
パソコンの画面の前の皆様に感謝を。
感謝の意を表して、この写真を ↓

45年の歴史の中の
1枚
ギリシャでギリシャの踊り踊る、
THE BACKPACKERS HYPER nano
Ryuta
激寝不足意識超低下のまま、朝を向かえ、
本番当日、その日は通常通りクラスとリハーサルが
あった。
それでも、少しだけ早く終わり会場へ、
実はこの時点で完璧に準備は出来ているつもりだったが、
懸念される点があった。
それは、僕が作ったファイルが大き過ぎて、
DVDには入らない…
それを圧縮して、DVDに焼いたのだが、
どれもこれも、WINDOWS VISTAでの製作。
で、会場側のコンピューターが、
WINDOWS XPである可能性があった。
それは、ファイルを解凍出来ない危険性があるということなのだ。
しかし、その事も確認せず、
前日、明け方の6時の時点で、
「もうこれだけ頑張ったんだから、大丈夫さ…
なんとかなるに決まってる!」
と決め打ってしまった!?
これが一人で全てをこなそうとする恐ろしさ・・・
O型の恐ろしさ…
予感は的中…
そのパフォーマンスは当日のリハーサルのみで、
ダンサー90名はやらなければならない。
その1回きりのリハーサルの30分前に、
事件は起きた。
プロのスタッフが束になっても開かない…
皆で話し合った結果、
1、DVテープにダビングした物を流す。
しかし、コレはあまり画質が望めず、しかもデッキが無い。
家にはある。
2、家のパソコンを持ってくる。
しかし、僕のパソコンはあまりにデカイ!
家にはある。
3、何か外付けのハードディスクに移して持ってくる。
結局家には帰る。
答えは3だった。
よく考えたら、バックアップ用の外付けハードを
持っていたのだ!
何故、その方法を昨夜の時点で、
万が一に備えて、思い付かなかったのか…
悔やまれた。
なんにしても、一度家に戻らなければならない。
それで、この写真 ↓ なわけだ。
白い箱が
ハードディスク
リハーサルが始まる30分前を越えて、
飛び出そうとすると、
氷室:「竜さん!僕も行きます!」
竜太:「よし!ついて来い!」
とタクシーに乗り込む。
数分後渋滞の中、不安に包まれた車内、
竜太:「あっちの仕切りは誰がするのかな?」
氷室:「さあ…?」
竜太:「君なんで一緒に来たの?」
氷室:「さぁ・・・??」
この企画の段取り、進行を把握している者は、
僕とAD氷室くんだけだった…
その二人が、現場から飛び出しちゃったのだ。
リハーサルまで後5分程度、
まだ、家にも着いていない…
THE BACKPACKERS nano
ってやつは…と二人は笑ってしまった。
この二人が揃うと、いつもこうなのだ。
そこまでくれば、もう冷静になり
事務局に電話を入れ、
事の次第を説明し、待つように手配した。
到着後タクシーを家の前で待たせ、
ファイルを移し変え、
その間に必要な物を氷室がまとめ、
落ち着く為に一服し、
再び会場へ。
どうにか遅れて、リハーサル開始。
マイクを使って皆にお詫びを言って、
手が震える中、必死に説明した。
皆に見せる試写会的な感じで、和やかに
進んだ。
45周年記念パーティーは盛大にスタート!
ものすごい数のお客様。
ダンサーの皆はこの人数、そうそうたるメンバー
(ジャーナリストやバレエフェスの出演者、偉い人)
の中であのパフォーマンスをブッツケに近い状態でやるのか!?
とビビッたに違いない。
もう僕には、そんな事どうでも良かった。
ただ、作った映像がちゃんと問題無く流れてくれて、
そこの皆がいてくれさえすれば良い!
と願った。
そして、その会のど真ん中で、パフォーマンスがスタート。
あまりに皆が緊張していたので、
一人一人に声をかけながら、
僕とADが舞台上までエスコートした。
25分の映像で、会のど真ん中、
立食形式だから、みな片手に食事を持っている。
恐らく、食べながら、歓談しながら、端の席に座ったり、
とそんなムードで進むと考えていた。
ところが始まって10分、誰も動かない。
お客さんのほとんどが立ち止まり、手を止め、
観てくれている。
それが妙にダンサー達を緊張させたのだ。
皆で試写会をした時は、大爆笑しながら
ワイワイ言いながら楽しく観ていたからだ。
だけど、それが僕には嬉しかった。
緊張するどころか、楽しくてしかたがなかった。
「どうだ!観てくれ!東京バレエ団には、
こんなダンサーがいるんだよ!次の奴は
こんなカッコいいんだぜ!」とばかりに。
全ての映像とパフォーマンスと挨拶が終わり、
会場は拍手に包まれ、僕は安堵に包まれ、
終わった。
賞賛の声を沢山いただき感無量。
1ヶ月近い激闘のゴールを迎えた。
僕を支えてくれた、ヒムロ君に感謝を。
この企画に携わっていた事務所の皆様、
スタッフの皆様に感謝を。
協力してくれた団員の皆様に感謝を。
参加して下さったお客様に感謝を。
45年の歴史を持つ東京バレエ団に感謝を
申し上げます。
ありがとうございました!
そして、こんなに長く、
自画自賛なブログを最後まで読んで下さった、
パソコンの画面の前の皆様に感謝を。
感謝の意を表して、この写真を ↓
45年の歴史の中の
1枚
ギリシャでギリシャの踊り踊る、
THE BACKPACKERS HYPER nano
Ryuta
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この記事にコメントする
うっ(泣)…笑
なんという大変なことになっていたのですね~。お疲れ様としか言い様がありません。
でも緊急事態に現場監督代行を務めるはずの氷室さんまで同行して帰るというくだりは爆笑w
それだけ竜太さんを心配しているということでしょう。
しかし来場者さんたちに楽しんでもらえてむくわれましたね~。
夏休みゆっくり休んでくださいませ。
でも緊急事態に現場監督代行を務めるはずの氷室さんまで同行して帰るというくだりは爆笑w
それだけ竜太さんを心配しているということでしょう。
しかし来場者さんたちに楽しんでもらえてむくわれましたね~。
夏休みゆっくり休んでくださいませ。