バックパッカーズ的ブログ
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これからは流浪の望みよ…
と今日心の中で呟いた。
それは1年前にも唱え、2年前にも唱え、
恐らく毎年、いや毎日唱える。
それが望みか…
解き放たれたのだ。
乗り越えたのか、まだなのか、
勝ったのか、負けたのか、
とにかく動けなくなるまで縛った身体の力を
脱力し、腹の底から息を吐く。
眠気が襲う…
達成感、満足感、失望感、空虚感、
入り混じる想いは夢にまで持ち越される。
目が覚めた時、
恐怖、疑心、悔恨、いや…それは夢だ。
本当は己で創り上げた限界と希望、
目が覚めたのだから、もう起きる。
また、歩き出すのだ。
望む方角へ流れ歩む。
涙の川を渡り、迷いの森を抜け、
怒りの闇をやり過ごし、
喜びの朝を迎え、空を見上げる。
見えない星が落ちてくる。
神と目が合う。
こう云っておられる。
疑うな。
全てはお前の望み通り。
この声も、本当は聞こえていない。
己の創り上げた虚像の代弁。
ならば、常にお前は自由だ。
試練も才能も境遇も不運も幸運も、
お前の望み通り。
自由であるから望む
流浪の旅なのだ。
Ryuta
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