バックパッカーズ的ブログ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
最近冷えますなー。
そしてもうすぐクリスマスか…
街はイルミネーションで輝き、人々は今年最後のイベントを楽しみに行き交う。
しかし、いつしか俺はそう言う季節ごとのイベントに…参加しそびれる…
興味が無いのではない。
ただ、職業柄そうなってしまったのだろう。
バレエの世界では、クリスマスシーズンは「くるみ割り人形」を上演し、それ以外でも公演が24〜25日にかぶる事が多い。
例え公演が無い時でも、その日にバレエクラス特別講習会をお願いします!とか、何かしら仕事が入る。
で、そんな日には決まって参加する人は多かったりする。
中にはクリスマスだからこそ来ました!なんて方もいる。
恐らく…
海外から入って来たイベントは、その本質をさほど重要視していないからなのではないだろうか?
バレンタインや、ハロウィンと言ったイベントでは、義理チョコや仮装して騒ぐ、と言った部分が日本ではメインな気がする。
つまり、ある意味お祭り騒ぎが好きな国民で、理由さえあれば盛り上がれるのかもしれない。
実際クリスマスは楽しみではある。
ただ、サンタクロースにプレゼントをお願いするのではなく、
人々に何かプレゼントをする年齢になっていただけなのかもしれない。
今年のクリスマスも頑張ろう…
Ryuta
ここ最近は、時間も少し取れる様になり、
自分のいた東京バレエ団の舞台を観に行ったりも出来る様になった。
自分が指導しに行ったので…と言うのもあるが、
本当はもっと今いる後輩達を応援しに行きたいし、
他の舞台も観には行きたい。
今年もそろそろ終わる12月。
やっと落ち着いて来たのかなぁ…と観劇前に上野を散歩した。
ふと周りを見る。
なんと18年もの間、何度もここ上野文化会館に来て
公演をしているのに、そこから裏に回り少し歩いただけの
その場所は、まるで初めて来た場所だった!?
恐らく、他のダンサー達も同じはず。
僕たちにとって上野は仕事場の一つ、劇場。
その思い出のほとんどが劇場の中にある。
行動範囲と言うか、目線と言うか、そういうものは、
放っておくと固定してしまうんだなぁ…とつくづく感じた。
きっと見方を変えれば、そこは素晴らしい場所なのに、
その方向からしか見れないと、全く逆の印象を持ち続ける。
「ああ、今日から上野に通うのか…」と思う人と、
「やった!今日上野に行くんだ!」と思う人。
習慣と記憶だけで、日々の物事を捉え続けては、
やはり人生は単調かつ苦しいのでは?
そこに居ながらにして、何処とも無く漂い、
全体的に裏側も表も脇の方も見れる様になれれば、
人は自由だ。
Ryuta